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皆さまが、元気になれるお寺をめざして
数千種のバラをはじめ、四季折々のお花が楽しめる、おふさ観音。「美しいお花たちによって、訪れる方々の心を少しでも安らげたい」という思いでたくさんのお花を育てております。
お花でいっぱいの美しい境内は、調和のとれた仏様の世界のようであることから、「花まんだらのお寺」とも呼ばれています。おふさ観音では、大切にしていることが2つあります。ひとつは、庶民のお寺として、身近な存在であること。そして何よりも、「元気が出るお寺」であることです。お寺にお越しいただく皆さまに笑顔の花が咲くことを心より願っております。
おふさ観音の由来
おふさ観音(正式名は観音寺)は、高野山真言宗・別格本山のお寺です。
現在本堂が建つ場所は、かつて「鯉ヶ淵(こいがふち)」と呼ばれる、大きな池でした。
慶安3年(1650)4月、ある日の早朝のこと。この地で暮らす「おふさ」という娘さんが、鯉ヶ淵のそばを歩いていると白い亀の背に乗った観音様が現れたとのことです。
それがきっかけで、池のそばに小さなお堂を建て、そこに観音様をおまつりすることになりました。
その観音様は、色々なお願い事をかなえてくださるとして、近くの村人たちに厚く信仰され、大切にまつられました。やがて誰からともなく「おふさ観音」と呼ばれるようになったといいます。
明治時代になり、「観音様のために、大きな本堂を建立しよう」という計画が持ち上がりました。そして様々な人たちが協力して寄付を集め、無事、現在の本堂が建てられたのです。
それ以来おふさ観音は多くの人たちに愛され続け、現在の高野山真言宗・別格本山へと発展してきました。
おふさ観音は、時の権力者や特別な地位の人によって建立されたのではなく、市井の人たちの手によって建てられ、守られてきたお寺です。そして、日々の悩みや苦しみに寄り添う、庶民信仰のお寺として、今もあり続けています。
寺院概要
寺院名 | おふさ観音(高野山真言宗別格本山 観音寺) |
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所在地 | 奈良県橿原市小房町6-22 |
開門時間 | 午前7時~午後5時(入場は午後4時半まで)※年中無休 |
入場料・拝観料 | 境内への入場:無料 本堂内の拝観料:300円(2025年より500円) |
お問い合わせ | TEL:0744-22-2212(受付時間 午前9時~午後5時) FAX:0744-25-3288 |